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Fishing 鮭の釣り方解説

鮭を釣る#1道具の準備

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北海道の釣り人にとって、秋と言えば「アキアジ(鮭)釣り」ではないでしょうか。強烈なファイトで釣り人を楽しませ、食べても美味しい最高のフィッシングターゲットです。海岸や漁港には数えきれない程の釣り人が集まり、たわいもない会話を弾ませながら楽しい時間を過ごしています。中にはこの時期にしか顔を合わせない仲間もいます。それでも、あっという間に仲良しになれるのは、同じ趣味を共有する者同士ならではです。釣りよりも、仲間との会話を楽しみに海岸へやってくる方も多い気がします。

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鮭は基本的に、北海道の沿岸なら何処の町でも釣れます。毎年8月20日前後から釣果の噂が飛び交い始め、9月に入ると一気にシーズンが本格化し、長く楽しめる地域では12月上旬まで鮭が釣れる場所もあるようです。私は道北在住ですので、このエリアの話をメインに書き進めて行きます。

道北もやはり8月のお盆明け頃から、釣果の噂が飛び交い始めます。地元新聞紙には「今季初物GET!!」なんて記事が載ったりします。早場として知られる稚内の「抜海漁港」か、稚内オホーツク海側の海岸でカラフトマスを狙っていた人に鮭がヒットするのが、ここ数年の定番パターンです。「今年の第一号が釣れた!」という話はアッという間に広がり、翌日には大勢の釣り人が押し寄せますが、大抵はこの後しばらく釣果が上がりません。というのが常であります。

道北で鮭を釣るなら、先ずは9月上旬です。9月1日に各河川の河口規制が解除され、それまで河口海岸にいながらも誰にも釣られていなかったピュアな鮭達が釣れます。この第一陣の群れが何らかのタイミングで川へ遡上すると、第二陣の群れが来るまで釣れない期間が続きます。確実に釣果が上向くのは9月中旬以降。この頃には第二陣、三陣と群れが入り、鮭釣りのピークを迎えます。

鮭の釣り方は主に4種類
投げ釣り、浮き釣り、ルアーフィッシング(浮きルアー含む)、フライフィッシング

私個人としてはルアーフィッシングがお勧めです!道具も比較的少なく済みますし、最もポピュラーな釣り方なので、対応した道具が安価でホームセンター等で購入できるため、初めての方にも入門しやすい釣り方です。では、初めての方向けに、以下に鮭のルアーフィッシングで必要となる道具を紹介します。道具選びの参考にしていただければ幸いです。

・釣り竿を選ぶ
初めてなら長さ10フィート、ルアーウェイトMAX60g前後が◎!
・リールを選ぶ
3500番~4000番
・糸を選ぶ
PE3号
・ルアーを選ぶ
45gの鮭用スプーン
・ウキルアーセット
馴れれば自作しますが、初めの内はセット販売している仕掛けで十分!
・餌
紅イカか塩〆ソーダガツオ

それぞれ拘ると限りが無くなるので、とっても簡潔に書きました。竿とリールを安価に抑えれば、全て揃えても2万円あれば十分です。一万円で揃える事も可能です。ただし、こだわると10万円でも足りなくなります。そんな世界です^^
以下は、それぞれをもう少しだけ詳細に説明いたします。

竿について

ルアーロッド(竿)は、長さをft(フィート)で表します。1ftは約30cm、正確には30.48cmです。基本的な捉え方として、長ければ遠投力が増し、短ければ取り扱いが容易になります。鮭では主に9ft~13ftを使います。広大な砂浜で大遠投するなら12~13ftと長いロッドを使いますが、万能に使えるのは10ft。私も各レングスを持っていますが、結果として10ft以外は使わなくなってしまいました。
ルアーウェイトというのは、そのロッドでキャスト出来るルアーの重さです。鮭のルアーは45gが最も基本の重さとなりますので、それに仕掛けや餌を付け、さらに余裕を持たせ最大値が50~60g前後の物を選んで下さい。初めの内は、この最大値が大きい程、パワーがある竿と考えて問題ありません。ただし、最大値が大きい程良い竿かというと、そうではありません。柔よく剛を制すパターンもあるのです。ここから先に話を進めると止まらなくなるので、先ずは長さ10ft/ルアーウェイトMAX50~60g前後の竿を買って始めてみて下さい^^

リールについて

ひと昔前と異なり、今はリールの種類も豊富です。3000番~4000番台のリールを購入すれば問題ありません。しかし今はハイギヤ/ローギヤ(パワーギヤ)/ノーマルギヤ等、ギヤ比にも種類があり、悩んでしまいます。私個人としては、ハイギヤを好んで使用しています。それぞれ一長一短ですが、ハイギヤの欠点である巻き上げ力の問題は、使用する人間のパワーや技術でカバー出来ると考えているからです。

糸について

鮭釣りでは通常1.5~3号程度のPEラインを使用します。糸は細い程飛距離が伸び、感度が良くなります。ただ、細い糸で大型魚を釣り上げるには、それなりの技術も必要です。鮭釣りは釣り場が混雑している場合が多く、ヒットした魚は早急に巻き上げなければ、近くの人と糸が絡んだり、トラブルとなります。初めての方でしたら、3号程度のPEラインから始めると、多少強引なやりとりをしても安心です。
細い糸で鮭を釣るには・・・
ラインシステムとドラグ調節が重要です。私はPE1.5号と2号を使い分けますが、どちらとも以下のラインシステムを組んでいます。

先端ビミニツイストでダブルライン+FGノットでリーダー(ナイロン8号)を約2m。リーダーに浮きを通し、ウキルアーのシステムを組む。

これで今までラインブレイクは皆無です。通常はウキルアーと道糸をスナップ等の金具で繋ぐ事が多いですが、細いラインを使うと、その金具から糸が切れやすくなりますので使用しません。ノットで結束します。

ルアーについて

鮭釣りでは主にスプーンを使用します。スプーンとはその名の通り、食事に使うスプーンの柄を除いたような形状のルアーで、ルアーフィッシングの基本となります。重さは様々で、重い程飛距離が出やすく、また底深くまで沈ませやすくなります。鮭釣りでは主に40~50gを使用しますが、市販品で最も多い重さは45gです。これに針を付け、針にはタコを模した飾りを付け、更に餌を付けるのが北海道の鮭釣りです。色も形も豊富なルアーは、選ぶのも楽しみです!先ずは赤/ピンク/青をベースに、5個程度用意すれば良いと思います。私も鮭用だけで100個近いルアーを持っていますが、実際にフィールドへ持ち出すのは10個程、頻繁に使うのは3個だけです 笑

ウキルアーについて

鮭はゆっくりと動くルアーに反応します。ただし、重いルアーをゆっくり巻くと海の底まで沈みます。鮭の泳ぐ層で確実にルアーを動かす為に、浮きを付けて強制的に浮かせる。これがウキルアーです。
ウキルアーはナイロンラインに浮きを通した状態で「セット販売」もされていますが、浮きのみでも販売されており、多くの釣り人はそれを買って自作します。浮きを通しているナイロンラインはリーダーの役割も果たしており、伸縮性が少なく摩擦に弱いPEラインの欠点を補ってくれます。

餌について

主に食紅で赤く染めたイカ(紅イカ)とカツオやサンマの切り身を使用します。紅イカはイカのお刺身くらいの大きさ、サンマは幅3cm位のブツ切、カツオは幅2~3cm長さ3cm程度に切って使います。餌の種類や大きさも好みが分かれますが、特に魚の切り身は浮力があり、大きい餌を付けるとルアーが浮き上がりやすくなるという事があります。

その他の必要な道具

タモ網・・・漁港で釣るなら必携です!よくチヌ釣り等で使うカーボン製の柄は不向きです。堅く頑丈で、大きな物を使います。8月後半になると、北海道の釣具店やホームセンターに並びます。初めての方は釣具屋さんで「鮭のタモ下さい!」と言えば間違いありません。

ウェーダー・・・漁港なら必要ありませんが、海岸で釣るなら必携です!水に入っても濡れず、また防寒の意味合いも兼ねています。北海道の秋は寒いので「ネオプレン製」または「クロロプレン製」の物を選んで下さい。

ゴムハンマー/木槌・・・必携です!釣った鮭は頭を叩いて失神させて針を外します。残酷な感じがしますが、こうしなければ針を外そうとした時に鮭が暴れ、手に針が刺さりケガをします。

ライフジャケット・・・必携です!いくら整備されている漁港でも、また穏やかな海岸でも、水辺に100%の安全はありません。必ず身に付ける習慣をつけておくと良いです。

ナイフ/プライヤー・・・必携です!失神させても不意に暴れる事もあり、素手で針を外すのは危険です。プライヤーを使用して外しましょう。プライヤーは針の交換にも使えますし、糸を切るのにも使える物があります。ナイフは、釣った鮭のエラを切って血抜きをし鮮度を保ったり、糸を切ったりと使い道が多々あります。ナイフとプライヤーは何の釣りをするにしても、釣り人の必携アイテムです。

ゴミ袋・・・必携です!釣り場で拾ったゴミや自分が出したゴミを拾って入れます。また、釣った鮭を入れるにも便利です。自然界にごみ処分場はありません。ゴミを出すのも処理できるのも人間だけです。

タオル・・・手を拭いたり、濡れものや汚れものを拭いてから車内へ入れたり、持っていて損はありません。

クーラーボックス・・・鮭を入れるなら80Lは欲しいところです。コンビニ等で氷を買って追加出来るなら、それ程高価な物は不要となります。飲み物や食料用に小型のクーラーもあれば便利です。

竿立て・・・漁港では三脚になった物を、砂浜では砂に刺して使うタイプをお勧めします。竿やリールは漁港に直接置くと傷が付きますし、砂浜に置くとリール内部等に砂が入って故障の原因となります。道具を大切にするなら必携です!

ヘッドライト・・・頭に付けるライトです。夜明け前の暗い内から釣り始める事も多いので、手元・足元を照らしたりと非常に便利です。

ルミコ/ケミホタル/デンケミ・・・暗い内から釣りを始めると、自分の浮きがどこにあるのか解りません。混雑した釣り場では、隣の人と絡まない様にルアーを投入する目印となります。浮きの上に付けて使用します。

バケツ・・・漁港に魚の血が付いたまま放置することはマナー違反です。血や餌で汚れた場合は、海水を汲んで洗い流しましょう。特に血は滑りやすく、海中転落の原因となります。持ち手に紐を付けておくと、足場が高い漁港でも水を汲みやすくなります。

道具に関しては基本的にこんな感じです^^あとは人それぞれ、必要と感じる道具はことなりますので、そう感じた時に買い足せば良いと思います!私の場合は、釣りの後に仲間と飲むコーヒーを淹れる為にお湯を沸かすバーナーやヤカン、車中泊の為の寝袋やマット等を持っていきます。最近はゴムボートでの釣りも始めたので、畳んだボートと船外機、それに付随する道具も積み込み、車内満載で釣り場へ向かっています^^

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