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トラウトと自然を愛する男の北海道ライフ  FISHING&CAMPING from north latitude 45°

Fishing イトウのこと

2019年のイトウ探し2

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どこへ行ってしまったのか。イトウがいない。いつものポイントは相変わらず渇水が続き、フローティングミノーの、ほぼトップに近い層を泳ぐ物でも、リップに泥や苔がついてくる。

川底に変化があるエリアに餌となる小魚の群れはいるものの、イトウの気配は感じられない。

「必ずいる。」そう信じて、頭の中で巨大イトウを泳がせるイメージトレーニングも限界を迎え始めた。こうなってしまった自分をリセットするには、"必ずいる(妄想)"ではなく、"必ずいる(現実)"なポイントへ行くしかない。"必ず小さい"けど 笑

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向かうは支流上流域。イトウを追い始めた頃、先ずはイトウの顔が見たくて、毎週通ったエリア。羆に超至近距離で睨まれてからは、恐ろしさがトラウマになり、もう10年近く行っていない。

亡くなった祖母が「歳とると恐いものがなくなる」と言っていた事を思いだす。祖母に比べると、まだまだ若僧だが、私は35歳で羆が恐くなくなった事に気付く。唐辛子スプレー、熊鈴、鉈。装備が万全な事の他、思いの外、冷静に状況を判断しながら藪の中を歩けている。油断は絶対禁物である事は、言うまでも無いが。

目的のエリアまで30分の藪漕ぎ。そこは落差がある強い流れで、落ち込み横の反転流に、大きな樹が覆いかぶさっている。ここには必ず何かいる。アメマスの場合も結構多い・・・。「今日はイトウでありますように」願いを込めた自作の9cmMDがいいとこを流れると、一発で喰いついた。


イトウ(32cm)

尺イワナ並みの極小イトウ^^イトウはサイズじゃない。

だいたい1匹で終わる事が多いポイントなので、即移動。今度は200m程下流のプール。プール上流からダウンでキャストし、ヒラヒラさせるとすぐヒット。また30cm台。いや、もしかしたら40cmはあったかも。笑 写真も撮らず、サイズも計らず、俊速リリース。イトウはサイズじゃない。

調子が良くなってきた所で、水系を変える。車で30分ほど移動した所で、本日の残り時間が1時間と気付き、ピンポイントを狙うも、ご法度の彼女(さ◯らマス)がうるさい位にルアーを襲う。またかー!!そう思ってゴリ巻きすると、なんとイトウ。しかも本日最大の50cm台(推定)。こちらも計測・撮影せずにリリース。イトウはサイズじゃない!!!

ここでタイムアップを迎え、帰路につく。
最近は気配の無い所ばかりだったので、小さいイトウ達にリセットしてもらう事が出来ました。今回のイトウはどれもみんな可愛い顔。

今回は楽しむ事もでき、釣れない嫌なムードをリセットする事もでき、十分に満足できる結果となりました。しかしながら、なんだかこう、物足りなさも感じるのです。やっぱりイトウは・・・サイズも重要なのかも・・・。という結論に至っております。

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