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イトウ110cm(過去釣行記)

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2016年10月現在、自信最高のトロフィーフィッシュを釣った時の記録。

2012年6月23日朝、いつものホームリバーへ、いつもの仕事前釣行。ルアーはハンドメイドの9cmフローティングミノー。毎年少しずつ改良を重ね、4年目で、ようやく納得のいくルアーが作れるようになった頃でした。

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ハンドメイドの9cmフローティングミノー。ロッドはSOULS/TF-E76HS

この川は、イトウを追い始めた頃から通い続ける、真のホームリバー。今でこそ家庭を持ち、連日の釣行は不可能ですが、当時は5月下旬~7月上旬、10月中旬~結氷まで、ほぼ毎日通い詰めていました。2012年春は、私のイトウ釣りスタイルが、大きく変化した年でもあります。一か所のポイントで粘る釣りから、場所をどんどん移動し、朝の2時間で、可能な限り広いエリアを釣り歩くスタイルとなりました。この川は中規模河川で、一日中釣りが出来るのなら、一か所で回遊を待ち続ける意味がありますが、

朝の短時間しか釣りが出来ないのなら、こちらからどんどん動いて、ルアーに反応を示すイトウを探した方が早い

と考えを変えたからです。

この日、私はある橋から下流を釣り歩くと決めました。立ち位置を決めたら、そこから岸際にアップで2~3投、次いでダウンで2~3投。これで反応が無ければ10メートル程の移動。これを往復繰り返し、スタート地点まで戻った時点で、その日の釣りを終了とします。

開始後すぐに、サクラマスがヒット。北海道では内水面禁漁の為、即リリース。そこから50m程下流へ移動した時、ついにその魚はヒットしました。

上流の岸際へルアーを投入し、2~3回ハンドルを回した時、「ガッガガガン!」と衝撃がロッドに伝わった後、スっとラインテンションが消え、急いでハンドルを回して糸を張ると、「ゴン・・・ゴン・・・。」と大きなイトウ独自の、ゆっくりとしたヘッドシェイクが伝わります。7.6ftのルアーロッドは弧を描き、そのイトウは釣り人と糸で繋がっている事等、全く関係ないかのように、キツめに締めたドラグを出しながら、悠々と泳ぎます。この時点で、私の最大魚は確か96cm。今自分が釣ろうとしている魚が、その96cmより大きい事は明らかでした。時折水面に見える背中は幅広く、飛沫をあげる尾鰭は扇子のよう。何より、「この針を外そう、この糸を切ってやろう。」とジャンプし、時に猛ダッシュをするそれまでの魚と違い、「何だこれは。こんなの知るか。俺はこんなの気にしない。」と言っているかのようなファイトスタイルが、この魚が如何に大物であるかを物語っていました。

ただ、私にも自信がありました。先輩釣り師から「大きな魚が掛かったが、何も出来なかった。」そんな話を何度も聞いていたので、竿もリールも糸も針もルアーも、いつか来る大物に焦点を合わせていました。いつまでも悠々と泳がせていると、針穴が開いて魚が外れるか、魚が息絶えるかです。私は強引に寄せました。そして、一気にランディングネットで掬いました。ファイト時間は約3分程。川へ入り、浅くなったエリアへ移動。すぐにプライヤーで針を外そうとするも、この大きな身体で暴れられると、それすら一苦労です。泥だらけになりながら針を外し、メジャーで計測。110cm。100cmを大きく超えている事に驚き、再び計測すると、やはり110cm。50kgまで計測できる秤で重さを計測すると、12.7kg。長さの割にはややスリムな個体である事が判明。しかし、私には立派なトロフィーとなりました。リリースすると、力強く尾鰭を動かし、流心へ向かって消えてゆきました。


リリースの瞬間もまた幸福を感じる。


神々しい金環を持つイトウ。100cmを超えると、その迫力は更に増す。

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