Trouter

トラウトと自然を愛する男の北海道ライフ  FISHING&CAMPING from north latitude 45°

アメマス

雨鱒・アメマス・海アメマス

イワナの降海型・アメマス。北海道全域に生息し、北海道でトラウトフィッシングを嗜む者なら、必ず一度は釣った経験がある身近なトラウト。尺に満たない小さな個体〜40cm前後が最も多く、大きい個体では1m近くまで成長すると、言われている。しかし、1mというサイズにはあまり現実味がなく、50cmを超えると良型、60cmを超えると大型、70cmを超えると超大型、80cmを超えた個体を釣り上げた場合は、トロフィーフィッシュと言える。

スポンサーリンク


魅力
先ずは何と言ってもネイティブであるということ。稚魚放流や保護活動は一切行われていないと思われる。しかしながら個体数は多く、同じネイティブであるイトウとの差は歴然である。(イトウは絶滅危惧種となっている)体全体に散りばめられた白斑は瞳大の大きさで美しく、胸ビレと腹びれに入った青白い線も美しい。海で釣り上げられた海アメマスや、海から遡上したてのアメマス、また水深が深い内水面で育ったアメマスの体は、背中がグリーン〜エメラルドブルー、腹がシルバーメタリックで非常に美しく輝く。長い期間を河川で過ごしたアメマスは全体が茶色っぽく、野武士のような風貌を持つ。大型の個体は口元(上アゴ)が二つに割れ、三つ口となる。これをカイプと呼び、更に野生的な魅力を持つ。

1013ame-kype
カイプとなったアメマス

アメマスは特に降海後の成長速度が速く、白斑の成長が追いつかない為に、超大型個体の多くは、ドーナツ型の白斑を持つ。海の豊富な栄養を吸収し、丸々と太ったアメマスは、釣り人と強烈なファイトを繰り広げる。冬〜春、北海道の沿岸では海アメマスを狙った釣り人が、寒風に吹かれながら立ち並ぶ姿からも、釣り人の間で如何に人気が高いターゲットであるかを知ることができる。

釣り方
ルアー/フライどちらにも好反応を示す。群れている事も多く、パターンがはまれば何尾ものアメマスが入れ食いとなる事も珍しくない。ただし、選り好みが激しい一面もあり、様々な釣り方を試しても、全く反応しない事も多い。

アメマス豆知識
私たちが生まれるはるか以前から、北海道に根付いてきたアメマスは、アイヌ民族の伝説にも、度々登場します。有名な話では、鹿を丸呑みした巨大なイトウが川をせき止め、湖となったという話。これ、実はアメマスの伝説として語られたとの説もあります。
アメマスとイトウは、生態も似ています。例えば体型。基本的にはどちらも細長く、泥の上を這うように移動できます。この能力により、せっかく釣り上げた魚の写真を撮ろうとしていると、カメラの準備をしている内に、ウネウネと這って逃げられてしまう事もよくあります。また、どちらも多少の濁りなら苦にせずルアーやフライに反応します。

スポンサーリンク

人気ページ

1

幻の魚や川の王様なんて「冠」がつくと、釣ってみたくなるのが釣り人の性。レッドデータブックに掲載されているイトウですが、釣り禁止とはなっていません。自分が釣りをするくせに、「イトウを守れ!」だなんて矛盾 ...

2

大きなトラウトを釣ろうと思った時、ロッドやラインの他に、考えなければならない事があります。しかも結構重要なアイテムです。そう、ランディングネットです。大きなトロフィーフィッシュをようやく掛けて、ようや ...

3

湿原の王者/川の王者/日本最大の淡水魚/幻の魚・・・これだけ様々な冠を持つ魚は、他にいないのではないでしょうか。 大きなイトウには神々しい存在感があります。小さなイトウには、将来の可能性を感じます。豊 ...

更新日:

Copyright© Trouter , 2019 AllRights Reserved.