前回までの記事で、取りあえず鮭を釣る事は出来ます。今回はさらに釣果を伸ばす為の様々なテクニックを紹介します^^あくまでも初心者の方向けに書いてますので、大ベテランの方には「そんなの常識だ!」とか、「こっちの方が良い!」なんて意見があると思います。私の覚書も兼ねた記事になりますので、広い心でご覧いただければと思います。
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1.ドラグ設定
鮭釣りの場合、多くの方が使用するのが「スピニングリール」です。この頭の部分にダイヤルが付いていませんか?それがドラグです。時計回りに回すと締り、反対に回すと緩みます。リール保管時は緩めた状態にしておいて下さい。締めっぱなしは破損に繋がります。これは糸に一定のテンションが掛かると、糸を出し、ラインブレイクや魚の口切れを防ぐ機能です。初めての方はドラグをキツク締めてしまいがちですが、それでは魚がバレやすく、やり取りに支障が出ます。特に細い糸を使用したい方は、ドラグを適切に設定して下さい。
2.キャスティングのコツ
キャスティングは剣道の面を打つように。振りかぶった時にはリールを真上に向け、真っすぐと振りぬき、10時の位置で指を外します。リリース後はルアーの行方をよく見て、着水の直前に人差し指を出し、糸の放出を止めます。これをサミングまたはフェザリングと言い、ルアーフィッシング全般に応用できます。着水音が静かになり、余分な糸フケも防げる為、糸が絡む等のトラブル防止にもなります。
3.リールのハンドル
スピニングリールのハンドルは、左右付け替えが可能です。右利きの方は右手で竿を持ち、左手でハンドルを回すようにしてみて下さい。そうする事で、キャスト~巻き取りまで一連の動作がスムーズになり、キャスティング回数が増えて釣果アップにも繋がります。川でアップストリームをやる時なんかは、竿を持ち替えている間にルアーが流されますので、利き手と反対でリールを巻くのは常識です。
ただ、女性や子供等、比較的筋力の弱い方は、利き手でハンドルを巻いても良いと思います。超大型魚を釣る時は、巻き取り力を重視して、利き手でハンドルを回すのが常です。
4.立ち位置を変える
魚は基本的に、流れに逆らって泳ぎます。潮の流れを考えれば、魚がどちらに頭を向けているかわかるのです。
魚はいるのに中々釣れない時は、立ち位置を変えて、ルアーのアピールを変えてみるのも一つの手段です。魚の後ろからルアーが近づき、急に視界に現れるのと、前から徐々に魚に近づいてくるルアー。どちらの方が攻撃したくなるかという事です。魚がいるのに釣れない場合は、その日の貴方のルアーの泳ぎ方や泳ぐ方向は、魚にとって何にも感じない、ただの漂流物となっているのかもしれません。
5.隣の人の仕掛けと絡まない為には
先ずは両隣の人、非常に混雑した釣り場なら、両隣3人ずつくらいまでの人の浮きの位置を見て、自分のルアーを投入しましょう。流れの上流側へ向かって、一番遠くまでキャストします。そして、他の人と同じくらいのスピードで巻き取れば、ほぼ100%絡む事はありません。絡まない為には、正確なキャストと遠投力、海の流れを読む力も必要ですので、経験が必要です。馴れるまでは、上手な人に挟んでもらうのも良いかもしれません。
他にもたくさんのテクニックがありますので、後々追記していきます。
何はともあれ、秋だけの楽しみ「鮭釣り」。とことん楽しんじゃいましょう!!